№21 第22回全国竹芸展(平成29年度)
藍風
尾畑 美智 サイズ:45×45×60
風の舞と見える自由な伸びやかさが見える作品です。
藍染を習得している作者らしい色使いと落ち葉の自然な広がりが感性の豊かな作品となりました。
№22 第22回全国竹芸展(平成29年度)
Woman -たおやか-
池 将也 サイズ:23×28×58
イタリアの彫刻にあるトルソを竹で編み込んで形成されている作品です。
女性のしなやかさを竹の弾力性を活かして表しています。
№23 第22回全国竹芸展(平成29年度)
鉄線編み花かご『曙光』
阿久津 正弘 サイズ:39×39×35
五角形の円錐状に編んで、繋いだ光を醸し出す作品です。
名の通り、これからの作者自身の前向きな明るさを求めた姿勢が感じられる作品です。
№24 第22回全国竹芸展(平成29年度)
花入れ「のどか」
藤原 広子 サイズ:30×41×27.5
太陽を燦々と浴びて、ゆったりした気分になる作品です。
安定の中にある緊張感を持ってゆっくり歩む姿が浮かびます。
№25 第23回全国竹芸展(平成30年度)
花籠「鯉」
髙木 政美 サイズ:26×67×28
一本の竹を節の竹筒を残して両端から割り込んでから編み上げて、魚の尾と頭まで表している作品です。
まん丸く太った鯉らしさを感じます。
№26 第23回全国竹芸展(平成30年度)
竹あかり
石曽根 幸洋 サイズ:60×60×70
節の多い竹の下方部を思わせる雰囲気です。
中にかぐや姫が居そうな佇まいを連想させる作品です。
造形と技術がマッチした傑作と言えます。
№27 第24回全国竹芸展(令和元年度)
波動
青天目 和之 サイズ:70×35×20
令和元年の作品です。
板割りの線で波動を表していて、混沌とする現代の情報社会を感じるのは私だけだろうか。
№28 第24回全国竹芸展(令和元年度)
蓋つき八角クモの巣編み籠
笹沼 睦 サイズ:40×40×30
丁寧な仕事、丹念な仕事等等、緻密に富んだ根気のある作品です。
純粋な制作者の姿が浮かびます。
№29 第24回全国竹芸展(令和元年度)
花籃「翠」
島端 達夫 サイズ:25×25×26.5
緑のグラデーションが籠全体を編み上げています。
編み目も数種類あって形を変えてまとめています。
夢中は、努力より勝る。
苦しみを楽しんでいる作者が見えてきます。
楽しくないと夢中になれませんから。
見ていると楽しくなる作品です。
№30 第24回全国竹芸展(令和元年度)
紅陽花(2wayの盛篭)
尾畑 美智 サイズ:45×45×18
紅の色に染めた波網代を枡形に編み花弁が広がって二枚合わせの取り外せて使える盛り篭です。
作者の自由な発想が新たな作品を生み出しています。